本日は、午前中はアントニア先生とジル先生によるドラマのレッスンを行いました。金曜日の授業時と比べ、生徒の皆さんは、体を動かすこと、表現をすることに対する恥じらいがなくなり、堂々と授業を受けていました。また、明日のクロージングセレモニーで披露するドラマの配役も発表され、段取り、立ち位置等を先生方と一緒に作っていきました。明日の本番が成功するといいですね!

また、午後からはPenrhyn Castle (ペンリン城)を見学へ。バンガー大学創立当初の校舎を校舎はなんとこのペンリン家が寄付するなど、大学創立の経緯には、バンガー周辺で当時巨大な権力を持っていたこのペンリン家も深く関わっています。

またペンリン家は、バンガーの人々の生活が成り立っていた、スレート産業で財を成し、この桁違いに巨大なお城(家)を建てたのです。まさに、バンガーの歴史を学ぶ上で、切り離せない存在です。

ペンリン城の歴史は約180年と浅く、その姿はまさにお城です!グループに分かれて見学しながら課題に取り組みました。

ナショナルトラストに登録されているペンリン城。『城』といわれていますが、実はスレート産業などで財を成して建てたお屋敷なのです。財力と権力のあったペンリン家は、皇室を招いてのパーティーなども行っていました。

*ペンリン城(Penrhyn Castle )英国ウェールズ北西部のバンガ-の東郊にある城巨大なノルマン様式を真似たこの城は1820~1837年にペンリン卿により建てられた。(築約180年という新しいお城(お屋敷)です。)彼はジャマイカに砂糖工場を待ち砂糖貿易で財を成し、また北ウェールズのスレート産業を発達させこれらから巨万の富を得、トマス=ホッパーの設計でノルマン朝時代の城を改築し、ペンリン城を建造した。現在はナショナルトラストが管理している。城の庭は5エーカーを越す素晴らしいもので、館内には石こう、彫刻、家具、絵画などのコレクションがある。

いよいよ明日が最後の登校日です。多くの生徒が、残り数日でバンガーでの研修が終わってしまうのを悲しんでいます。明日のクロージングセレモニーで、ホストファミリーに晴れ姿を見せられるよう頑張りましょうね!
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校外教育係