《 第5回 「美味しい手作りスイーツ」 》
1月22日(火)、4・5時間目のフードデザインの授業に相愛大学の杉山先生と小松先生にお越しいただき、高大連携授業を実施いたしました。
「美味しい手作りスイーツ」をテーマに、スポンジケーキとフルーツinゼリーの2品の調理実習を行いました。
まず、杉山先生よりスポンジケーキの作り方のポイントや器具の使い方、ゼリーに使用する凝固剤のアガーの扱い方など実演を交えたわかりやすい説明がありました。
続いて班ごとに実習をスタート、ケーキチームとゼリーチームに分かれて、少し戸惑う生徒もいましたが、とても楽しそうに取り組んでいました。途中、先生からスポンジケーキの仕上げ方や盛り付け方のアドバイスも頂き、各班で、工夫を凝らしながら美味しい手作りスイーツを仕上げることができました。
調理実習の様子です。
以下は試食後の生徒の感想の一部です。
「いつも家でケーキを作る時は卵を湯せんすることはなかったが、湯せんすることで生地がこんなにふっくら膨らむとは知らなかった。」
「卵を泡立てるのは大変だったが、空気を取り入れることがいかに大事であるかがわかった。スポンジ生地の中はふわふわで外はカリッとしていて美味しかった。」
「アガーについては初めて知りました。ゼリーは弾力があっておいしく、色々、勉強になりました。」
製菓実習の基本であるスポンジ生地のポイントをはじめ、なぜ、そのような調理方法をするのかなど、1つ1つわかりやすくご指導いただきました。また、普段何気なく使用している器具についても、正しい使い方も学びました。さらに、大学で担当されている講義のお話などを聴かせていただくこともできました。
生徒にとってはとても貴重な体験となると同時に、今後の進路に向けても大きな刺激になったようです。
大学の先生方には、お忙しい中、ご準備をはじめ、ご丁寧な指導をいただき、誠にありがとうございました。
相愛高等学校
家庭科 フードデザイン担当
尾花・押谷